インターン後、成長を求めて
アラームボックスに戻ってきた理由
R.SAKAI
開発部 副部長／テックリード
入社年 2020年
様々なフェーズのプロダクト開発を通して培った技術や知識をアウトプットしてみたい
アラームボックスとの最初の出会いはインターンだったのですよね。
そうですね。代表の武田さんとエンジニアの養成学校で知り合って、割と会社が黎明期の頃にインターンとして入社しました。その頃はアラームボックスに「モニタリング」機能しか無い頃で、その開発をひたすら行っていましたね。
その後、アラームボックスとは取り扱うサービスの雰囲気がかなり違う、エンタメ系のサービスを提供している会社に就職しました。プロダクト開発は会社の成長段階によってやり方が大きく変わるので、黎明期のアラームボックスの次は、ある程度成熟期に差し掛かった会社のプロダクト開発を経験してみたいと思い、比較的企業規模の大きい会社に就職しました。
エンジニアとして様々な経験を積みたいという想いの中、なぜアラームボックスに戻ろうと考えたのですか？
就職した会社では、プロダクト開発が大規模になった時はどんな課題が出てくるのか知ることができましたし、様々な開発環境が整備されていたので技術的な学びも多かったです。その一方で、既に整備された環境に乗っかるのではなくて、自分がそういった環境を新たに作り上げてみたいという想いも少しずつ強くなっていきました。その想いが強くなった頃に、アラームボックスも順調に成長して開発の効率化や環境整備といった次の段階の課題に取り組んでいるという話を聞き、これまで学んだ技術や知識をアラームボックスに還元することで、自分のエンジニアとしての能力も向上させることができると考え、2020年にアラームボックスに戻ってきました。
他の会社を経験したからこそ気づいた、アラームボックスの良さ。
アラームボックスに戻ってきてから、新たに感じたことなどありましたか？
アラームボックスには感謝を言語化して伝えあうカルチャーがあるのですが、それはすごく良いなと思っています。毎週開催される全社員が参加するミーティングで、部署や物事の大小に関わらずその週に起きた感謝したい出来事をお互いに発表し合う事なんかは、他社には無かったカルチャーです。それ以外でも、ユーザーからの良いフィードバックを営業から共有してもらえたり、自分が作った社内ツールを使った部署から感謝の言葉をもらえたりするので、エンジニアとして非常にやりがいを感じます。また、新しいプロダクトをリリースすると毎回打ち上げがあって、そこでも部署や役職を超えて労いの言葉をかけてもらえるので、モチベーション向上に繋がりますね。
感謝を伝えあうカルチャーに特にやりがいを感じているのですね。実際に育休を取得したり、子育てをしながら働く中での経験についても聞かせていただけますか？
アラームボックスで初めて育休を取得したのですが、人事の方が「一緒に頑張りましょう！」と親身に伴走してくれたおかげで、3か月間の育休を取り、育児に専念できました。開発部のメンバーが「属人化を見直す良い機会だね」と前向きにフォローしてくれたことも心強かったです。復帰後も、子どもの体調不良に対応できる看護休暇や、急な用事やどうしても外せない時に安心して使えるベビーシッター補助を活用しながら働いています。今では社長をはじめ他の社員も産休・育休を活用しており、制度が形だけでなく実際に使われる文化が根付いています。もともと穏やかでフォローし合う雰囲気がある会社なので、リモートワークで通勤時間を家事や育児に充てたり、出社する日は始業を1時間遅らせて子どもの送迎リズムを崩さずに働けるなど、子育てと仕事を無理なく両立できています。
やりたいことは、アラームボックスの開発環境を常にアップデートすること。
現在はどのような業務を行っていますか？
アラームボックスには3種類のサービスがありますが、主に「モニタリング」と「パワーサーチ」の機能開発を行っています。現在開発部はチーム制を取っていて、自分たちのチームは、アラームボックスの会員が使うプロダクト側の開発に取り組んでいますね。前職のエンタメ業界と違い、アラームボックスは企業の業績や評判といった信用情報を扱うため、情報の正確さや信頼性を損なわないよう気を付けながらも、会社は新しい挑戦も見守ってくれるため、窮屈に感じることなく前向きに取り組んでいます。
エンジニアにとって、アラームボックスで働く面白さはどこにあると思いますか？
アラームボックスの開発環境の特徴は、モダンな技術を積極的に取り入れていく文化です。開発規模としては0を1にする立ち上げフェーズを終え、10を安定させる段階も経て、今は10から100へとスケールさせていく時期にあります。そのため、変化を加えやすい状態を保ちながら、拡張性と柔軟性を高めるためにマイクロサービス化を進めています。こうした課題に取り組めること自体に技術的な面白さがあると思っています。アラームボックスのエンジニアには、新しいことを吸収して成長する姿勢が求められ、モダンな技術を使った開発を通してスキルを磨くことができます。複雑な課題に対しては知見や発想が生産性に直結するため、集中して成果を出すことを大切にしており、その結果としてプライベートの時間も大切にしながら無理なく働ける文化が根付いています。こうした環境に共感し、一緒にものづくりを楽しみながら、技術的な成長をしたいという仲間に出会えることを楽しみにしています。
※所属、業務内容は取材当時のものです。
