INTERVIEW


INTERVIEW

エンジニアインターン 酒井 隆二郎

インターンを始めたきっかけ


サーバーサイド言語として「Ruby on Rails」を勉強したいと思っていた時に、アラームボックスが長期インターンを募集していることを紹介で知りました。
インターンの内容について、Railsでのサーバー側の開発から始まり、ゆくゆくは機械学習システムにも関われるとお聞きし、とても興味を持ち応募しました。

インターンから見るアラームボックスとは


自然言語処理技術を社会実装するというのは、機械学習の中でもかなり挑戦的な取り組みであり、実際にやってみてもそう感じます。
アラームボックスではそういった挑戦をインターンのレベルでも経験できるわけですが、そんな経験ができるインターンは私が探した中ではアラームボックスしかありませんでした。
実際に、アラームボックスの他のインターン生もインターン開始からわずか2ヶ月ほどで機械学習への取り組みに参加しているわけですが、
なぜそういった取り組みが可能な環境なのかを他のスタートアップと比較して考えたところ、アラームボックスは事業運営と資金調達面で安定しているため、継続的な挑戦を可能にするための基礎体力がしっかりしているという事実に気がつきました。

僕自身エンジニアとしての実務経験がない状態でインターンを開始しましたが、アラームボックスでは焦らされることはなくできることから一歩ずつやらせてもらっています。
例えば最初はクローラーの開発でしたが、社内にはすでに別のクローラーが存在しており既存のものをベースとして開発できたため、難易度としても高くないものとして取り組ませて頂けました。
そうして一つずつステップアップしていき、できることが増えていくにつれ機械学習の取り組みにも関わっていけるようになりました。
サーバーサイドとしてのスキルを身に着けつつ、機械学習エンジニアとしてのスキルや知見も身に着けていくことができる、 こういったスタートアップのインターンに採用されたことは、とても幸運だったと思います。

具体的な業務内容とは


主に社内のアナリストが行っている業務を自動化し作業を効率化するツールの開発業務を担当しています。
開発する工程としては、開発案件をアプリケーション単位で丸ごと任されます。任された開発は技術調査から始め、技術選定、設計、開発、テスト、リリースまでを担当します。
もちろん勝手が分からない部分はその都度リードエンジニアの方のサポートを受けて進みますが、基本的には自分で責任をもって開発することができるため、その分リリースした際の達成感は大きいです。

開発自体もRuby on Railsでのサーバーサイドの実装を中心としながら、フロント側の実装やミドルウェアと呼ばれる領域、更にはPythonによる機械学習、といった最新技術の実装も任せてもらえる機会があるため、
普通のサーバーサイドエンジニアとしてでは触れることができないような様々な技術を経験することができます。
そして、日々スケールしていくサービスに対して人を増やして対応するスタートアップも多い中、アラームボックスは安易に人を増やさず、技術でもって対応することを基本理念として持っています。
そのためエンジニア一人一人の役割は大きく、実際に開発を終えプロダクトをリリースすると翌日から業務フローに組み込まれ、他部署の方にも喜んでいただけます。
インターンでも裁量を持って開発を行え、リリース翌日からフィードバックももらえる。アラームボックスのインターンはとてもやりがいのあるインターンだと感じています。

インターンで実感した成長


アラームボックスでは、開発中に生じる疑問に対して、「自分はどう思うか」を考える時間が与えられます。
「これはどっちが正解か」「これは必要か」という疑問に対して、リードエンジニアの方からは「こういう用語を調べてみた?」「逆にどう思う?」といった言葉が返ってきて、自分なりに答えを出すことを求められます。
そうして調べて考えた結果、自分なりに出した答えについては、例え間違っていてもまず自分で答えを出したこと自体を認めてもらえます。

そんな環境で開発を行った結果、最初はPHPを1ヶ月やっただけの何もわからなかった自分が、1ヶ月後にはプロダクトのリリースを経験でき、3ヶ月後にはajax通信を複雑にかませた実装をできるようになり、半年後には2つのサーバーを連携させるためのインフラの構築までできるようになりました。
環境が人を育てるといわれていますが、アラームボックスのインターンはその言葉をとても実感できる環境です。

インターンをするかどうか悩んでる方へ


僕自身インターンを躊躇していた時期もあり、その理由の一つとして「今の実力で大丈夫だろうか」という気持ちがありました。
しかしアラームボックスのような「育てる」ことを前提としているスタートアップは、実は今の実力はあまり気にしていなく、そういう意味では可能性のある人がたくさんいるということが実際に入ってみて分かりました。
ですので悩んでいる方については、話を聞きに行ってみるくらいの気持ちで、一歩踏み出してみることをおすすめしています。

そして最後になりますが、アラームボックスでのインターンの応募を検討しているみなさんに一つお伝えします。
僕としては、ただ技術を磨きたいという人は、アラームボックスでのインターンはあまりおすすめしません。
アラームボックスは機械学習の実務への応用に本気で取り組んでいるということもあり、誰も正解を知らない問題に対して自分なりに答えを出していくエンジニアリングが求められるスタートアップです。

そんなアラームボックスでのインターンは、技術的な正解だけを学ぶような場ではなく、むしろ正解にたどり着くために必要なエンジニアとしての基本的な考え方や姿勢、粘り強さを習得する場であると感じており、実際それらを実感できるレベルで学んでいます。
もし皆さんの中で、今はそうではなくてもいずれ「自分で考え実装していけるエンジニア」になっていきたいという方がいましたら、その方はぜひアラームボックスでのインターンに応募してみてください。本当におすすめ致します。