知識が増えるほど面白くなる、審査の世界
成長を支えてくれたのは、確かなフォローと心地よい雰囲気

A.KOJO

ビジネス家賃保証事業部 審査グループ リーダー

入社年 2020年

会社の成長を支える、審査という仕事

まずは、今の仕事について教えてください。


私が所属しているビジネス家賃保証事業部では、オフィスや店舗など事業用物件の家賃保証を行っています。審査グループは、わかりやすく言うと「この会社の家賃を保証しても大丈夫か」を判断するのが主な役割です。
業務の流れとしては、不動産会社や管理会社から申込書類が届き、それを社内システムに入力して、独自の自動審査(社内の仕組みでリスクをチェックする機能)を回します。その結果を確認し、ネット調査や社内データを踏まえて保証の可否を判断します。1日あたり50件、月に約1000件をチームで協力して処理しています。
審査は「モクモク・コツコツ」のイメージが強いと思うのですが、実際は電話でお客さまの対応をすることも多く、営業事務に近い部分もあるんですよ。ただ結果を流すだけの作業ではなく、営業が持ってきた案件を成約につなげる意識も大事です。システムに任せきりにはせず、案件ごとの事情や営業からの情報も踏まえて最終判断をしています。お客さまからの問い合わせに電話で答えたり、取引先に必要な書類を作って送ったりすることもあって、事務処理だけではない判断力やスピード感が求められる仕事ですね。

審査業務の中で、どんなところに面白さを感じていますか?


やっぱり決算書が読めるようになったり、知識がどんどん増えてきて、「この賃料に対してこの決算なら大丈夫そう」というように判断できるようになるのが楽しいですね。不動産業界の裏側を知ることができるのも面白いです。
それに、今は審査件数がどんどん増えていて、それはビジネス家賃保証事業、さらには会社が伸びている状況だと感じています。審査を滞りなく処理できた日は「今日も会社の成長を支えられた!」と達成感がありますし、営業やお客さまから「ありがとう」と声をかけてもらえると、自分の仕事が人の役に立っているのを実感できて嬉しいです。社内外どちらからも感謝してもらえるのでお得な役回りだと思います!
あと、審査以外の仕事で、新しいプランの企画や、社内システム・会員サイトの改修などに関われたことも勉強になりました。最初は全然わからなくて大変でしたが、ウェブや決済の知識など新しい分野に触れられたのは大きかったですね。社内だけでもまだまだ知らないことがたくさんあると気づけたことで、今後のスキルアップのモチベーションにもつながっています。

“自分で考える”ことのおもしろさ

アラームボックスに入社した理由を教えてください。


前職は金融業でしたが、実際の業務は接客が中心で、「自分で考えて判断する」という部分が少なかったんです。もっと知識や経験を使って答えを突き詰められる仕事をしたいと考えるようになり、転職活動を始めました。

そのときに出会ったのがアラームボックスです。審査業務は自分の判断でYES/NOを決められる仕事で、これこそ自分が思い描いていた金融の仕事だ!と思いました。

入社後はどのように仕事に慣れていきましたか?


最初はとにかく件数をこなしました。保証って案件ごとに対応が違うので、まずは数を経験して覚えるしかなかったんです。自分の判断が正しかったときはすごく嬉しくて、それが積み重なって少しずつ自信になりました。
また、スキルアップをしたい気持ちがあったので「これって今の私でもできますか?」と声をかけて積極的にチャレンジしてきました。やりたいって意欲を表明することで、少しずつ任される業務が増えていくのが楽しかったです。そうやってできる範囲を広げてきた結果、今はリーダーを任されています。自分ではあまりリーダータイプじゃないと思っていますが、挑戦する姿勢を周りがちゃんと見てくれていたんだと思います。

支え合える雰囲気の中で、一緒に成長できる人を待っています

チームで働く中で大事にしていることはありますか?


今はリーダーを任されていますが、「私が引っ張らなきゃ!」というよりは、みんなが自然に力を発揮できるような雰囲気づくりを意識しています。チームのメンバーは本当にしっかりしていて自発的に動いてくれる人が多いので、私は質問しやすい空気をつくったり、安心して挑戦できる環境を整えたりすることを大事にしています。
未経験で入社した私が少しずつできることを増やし、リーダーを任せてもらえるまでになったのは、会社の環境があったからだと思います。スタートアップと聞くと「人を使い倒すのでは?」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、アラームボックスは全く逆で、マニュアルも整っているし、人を助け合う文化があります。
そして何より、雰囲気がすごく良いんです!自分とは違う性格、考えをしていても否定から入らない穏やかな雰囲気や、明るさがありながらプライベートに踏み込みすぎない程よい距離感が心地良くて…そういう環境に支えられてきたからこそ、自分もリーダーとして「気兼ねなくフォローしあえる雰囲気」をつくっていきたいと思っています。

最後に、どんな人が審査業務に向いていると思いますか?


自分で答えを突き詰めて考えるのが楽しい人、コツコツ取り組むのが好きな人には向いていると思います。逆に、外に出たいタイプや飽きっぽい人にはちょっと大変かもしれません。
未経験でも大丈夫です!周りに支えてもらいながら挑戦できる環境があるので、興味がある人は安心して飛び込んできてほしいです。

※所属、業務内容は取材当時のものです。