審査と問い合わせ対応の両面でAIを活用し、業務効率化と対応品質を向上
~AI与信管理のノウハウを活かし、家賃保証サービスのDXを推進~
AI与信管理クラウドサービスを提供するアラームボックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:武田浩和、以下「当社」)は、この度、当社が提供する事業用物件の家賃保証サービス「ビジネス家賃保証」において、生成AIと連携した問い合わせ窓口「AI家賃保証窓口」を新たにリリースしたことをお知らせします。
◆背景
コロナ収束後、完全リモートワークからオフィス勤務に戻す企業が増加しています。これにより縮小していたオフィス需要、ひいては事業用物件(オフィス・店舗など)の賃貸ニーズが高まっています。これを機に入居者選びを積極化する物件の貸主・不動産会社が増える一方で、入居希望者の信用状況は様々なことから、「万が一に備える仕組み」である家賃保証サービスの利用を入居希望者に勧める貸主や不動産会社が増加しています。
一方、不動産業界は慢性的な人手不足が課題となっており、入居者対応をはじめ日々の様々な業務にかかる負担が増えています。とりわけ、複数の物件を管理する現場では、問い合わせ対応の迅速化や業務効率の改善が求められています。
当社はこれまで事務所や店舗などの事業用賃貸物件で入居者の家賃などの支払いが滞った場合に、家賃等を保証するサービス「アラームボックス ビジネス家賃保証」を提供してきました。AI与信管理の開発を通じて蓄積してきた審査ノウハウやデジタル技術力を活用し、利用者の手続き負荷が軽減されるサービス提供を行っていることが特徴で、2017年9月の開始後、これまで約2万社に利用されています。
こうした背景を踏まえ、当社は、生成AIと連携した問い合わせ窓口「AI家賃保証窓口」を新たにリリースし、審査に加え利用者からの問い合わせ対応をAIが支える体制を構築しました。これにより、問い合わせ対応の手間やタイムロスが削減され、利用者に対して、より迅速かつ的確なサポートを提供できる体制を整えました。
◆「アラームボックス ビジネス家賃保証」とは
事務所や店舗などの事業用賃貸物件で入居者の家賃などの支払いが滞った場合に、当社が家賃等を保証するサービスです。サービスを利用した入居者は物件貸主の入居審査に通りやすくなるため、希望のオフィスや店舗を借りやすくなります。また、本保証は、物件明渡し完了までの家賃延滞や退去費用まで保証されるため、物件貸主は家賃未回収リスクの低減や回収業務の負担軽減が可能になります。
◆今回拡張された機能「AI家賃保証窓口」について
AI家賃保証窓口は、対話型AI「ChatGPT」との連携に加え、当社独自の保証実務に関する学習を行っており、汎用的なAIツールでは対応が難しい、自社サービス特有の情報や判断が必要なケースにも正確かつ柔軟に対応できる設計としています。これにより、入居者や物件貸主からの問い合わせにも自動で対応でき、夜間・休日を含めた迅速なサポートが可能となります。
リリース日:2025年4月17日
URL:https://alarmbox-rent-g.jp/
料金:無料


◆今後の展望
今後も当社は、AI与信管理の開発で培った強みを活かし、家賃保証サービスのさらなる機能拡充と業務効率化に取り組んでいきます。これからも企業調査会社が手がける保証サービスとして高い承認率や高精度な審査力といった強みを活かしながら、サービス全体のAI化・DXを進めることで、不動産業界における新しい保証の形を提案してまいります。
◆会社概要
代表者:代表取締役社長 武田 浩和
所在地:東京都新宿区市谷本村町3-22
設立 :2016年6月
資本金:3.36億円
企業サイト: https://alarmbox.co.jp
サービスサイト: https://alarmbox-rent-g.jp/